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旅行記『2024九州ツーリング』 ~「美少女万華鏡」「さくらもゆ」聖地巡礼もあるよ~

GWに九州へバイクツーリングに出掛けました。
お勧めのスポットやご飯を紹介と、私自身がどんな事で楽しんでいたか忘れないために旅行記をしたためました。

※「美少女万華鏡」や「さくらもゆ」の聖地巡礼はネタバレ無しで触れているのでご安心下さいね

 

【1日目:長崎】

高速道路をひた走り、長崎県の東そのぎICで下道に降りる。
最初に目指すのは美少女万華鏡『忘れな草永遠の少女』の聖地。

廃墟と大きく育った木が神秘的

この場所は戦時中、この場所に近い佐世保海軍工廠で製造される魚雷の性能を試験するところ。
戦争の遺構としても価値があるし、単純に廃墟的な目線で見ても興味深い場所だった。

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屋根が無く、植物が力強く天に向けて育つ

この日は九州への移動に大半の時間を使ったので、聖地を後にして晩飯へ。

肉うどん&かしわ(鶏肉と野菜の炊き込みご飯) ※小さいやかんは追出汁用

福岡や佐賀を中心に展開しているご当地のうどん屋さん、”牧のうどん”に。
甘めの味付けの肉うどん、このお店は麵の硬さでやわ麺を選べるのでそれをチョイス。

最近は讃岐うどんが有名になってきてコシの強さが正義!みたいになりがちですが、ここの柔らかい麵は独自路線でそれはそれでグッド。
噛むと柔らかいのだけど奥に嚙み応えが残っているのと、柔らかいからこそのツルツルとした喉ごしが良き。
それと後半は追出汁を追加していくと、麺が出汁を吸って太りモチモチになるのと、甘い肉うどんの出汁と普通のお味の追出汁が交じり合って何とも言えない味に変わっていく変化が美味しい。

 

 

【2日目:長崎→佐賀】

朝起きて曇天の中、『ゾンビランドサガ』の聖地である唐津に向かう。

ゾンビランドサガ」お馴染みの始まりの場所

実は学生時代に唐津はじっくり聖地巡礼済みなので、二度目の訪問w
まあ2期放映後に来るのは初めてになりますが…

痛マンホールのさくら可愛いな…

そして出発しようとすると雨が降り出したので、合羽を着こみ移動を再会。
雨の中、唐津の北にある島の端っこへ向かう。

加部島肥前立石埼灯台

晴れてたらとても綺麗な場所だったんだろうな…って思いながらスマホでパシャリ。
牧場の先ある灯台が雰囲気良かったので、今度来た時には歩いて散策してみたいな…

雨に降られてテンションが下がり気味の中、気分を上げるために早めの昼飯へ。

呼子イカの活け造り

唐津の北の方では呼子イカが有名なので、せっかくなので活け造りを注文。
配膳された後も足の部分がうにょうにょと元気に?動いていて、絞めたばかりの実感が湧いて感動。

お味の方も歯ごたえ抜群で、甘くて噛めば嚙むほど旨みが染み出る感じで最高に美味しかった!!
身?を食べた後、げそ部分は天ぷらにしてくれてこれもまた美味しかったな…

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お腹を満たした後、天気予報を見るとずっと雨予報。
景色が良い島をこの日に巡りたかったけど計画を変えて、まったり嬉野で温泉に浸かることに。

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この日帰り温泉にお邪魔しました。
湯船の中がつるつる滑るくらい、トロトロ・ヌルヌルの泉質で体もあったまれて気持ち良かった。
あと昨今、数が少なくなっている瓶の牛乳があったので個人的にポイント高い。

風呂上がりはコーヒー牛乳派です

雨が収まるまでダラダラと待ってから、かなり前から気になっていた稲荷神社へ出発。

祐徳稲荷神社:本殿

山肌に建てられた本殿がせり出している感じで、京都の清水寺を思い出す感じ。
本殿の四角が積み重ねられた様な、シンプルな基礎の部分を見ていて楽しかった。

シンプルかつ巨大な構造物って萌えるよね

そして本殿を参拝した後は、山の上にある奥の院を目指してプチ登山。
稲荷神社だけあって沢山の鳥居をくぐりながら登っていくのが、神秘的で良かった(ただバイク装備で登ると暑すぎて汗がやばかったな…

美少女万華鏡をプレイしてより鳥居が醸す雰囲気が好きになりましたね
(ここは作品には関係ない場所ですが…)

そして奥の院を参拝した後、また雨が降り出しそうだったのでそそくさと稲荷神社を後に。

 

【3日目:長崎→熊本】

朝早くに宿を出て、『さくら、もゆ』の聖地巡礼をするために長崎市へ。

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※ここだけピンと位置と聖地の場所が少し違うかもです(同じ様な路地が多くて記憶が怪しげなので…)
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クロがひょっこっと出てきそうな、さくらもゆの世界に浸れて最高の時間でした…
あと単純に坂の町の風景(尾道とか)が好きなので、カメラを片手にお散歩するのが凄く楽しかった!!

裏路地歩きは楽しいですが、散歩が軽い登山になるので疲れますね(笑)
もゆの聖地近くの「若宮稲荷神社」は鳥居と緑のコントラストが良きでした

裏路地散策の後、長崎市を後にする前に『色づく世界の明日から』というアニメ作品のプチ聖地巡礼

www.iroduku.jp

女神大橋:橋の上から眺める長崎市街は綺麗でした

この橋は歩道があって徒歩で渡ることもできる自動車専用道路(以前この作品の聖地巡礼で長崎を訪れたときは125ccの原付なので渡れなかったので個人的なリベンジ案件)

 

橋を通り長崎市を後にし北上、立ち寄った島にかかる橋の写真をパシャリ。

大島大橋:海面からの高さが高くて見晴らしがよく気持ちよかった

そのまま佐世保に入り、昼飯に佐世保バーガーを食べる。
スペシャルバーガーを注文、肉々しく胡椒が強めで美味しかった!

佐世保の海軍繋がりで、しれっとお店に艦これキャラが馴染んでましたね(笑)

お腹を満たした後は長崎の端っこに向けて、晴れ渡る空の下で気持ち良くバイクを走らせる。
そして平戸島のとある峠の駐車場にバイクを停め、丘を登っていくと…

素晴らしい海と、島との絶景が待っていた。

広がる草原の中にある峠道は、バイクで走ると爽快な気分にさせられる(景色良くてテンション上がってヘルメットの中でずっと笑ってましたw

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美しい峠を後にして、橋を渡り生月島へと渡る。

生月大橋:トラスと青い塗装色が映えて個人的に好みな橋

端の灯台を目指して”生月サンセットウェイ”という道を走る。
左手に大海原を眺めながら、島の断崖の上を走り抜ける絶景道路。

生月サンセットウェイ:写真だとその気持ちよさを伝えるのが難しい…

そして辿り着いたのは生月島の端にある”大バエ灯台”。
肉眼で対馬を望むことが出来(初めて対馬を見ましたね

周りに何も無い島の先端の高台だから、風も強くて青森の竜飛岬と似た雰囲気だった。

長崎で島成分を摂取したので、次の日は山成分を摂取すべく灯台を後にし熊本まで一気に移動して、この日は終えた。

 

 

【4日目:熊本→大分→福岡】

まず熊本市を出発して、阿蘇に向かって進む。
阿蘇カルデラの外輪山の峠を越えて、阿蘇山に向けて標高を上げていく。

烏帽子岳:斜面が崩れているのが阿蘇山一帯が活火山である事を物語る

GW期間中で混んでいるので、有名観光場所である草千里は写真を撮るだけでスルー(何回か歩いた事あるので

草千里:新緑の季節は緑が綺麗で素敵なところ

そして阿蘇山を走りながら、写真をパシャパシャと。
阿蘇を訪れるのはもう4回目だけど、どこも景色良すぎてつい写真撮りたくなるのが魅力。

阿蘇山から北側に降りていく県道111号の景色

阿蘇山を降りたあと、少し早いけどお昼ご飯。
阿蘇名産の赤牛を食べる。身のしまった赤身が歯ごたえ抜群で、嚙めば嚙むほど肉のうまみが広がってとても美味しかった!

阿蘇名産の赤牛のステーキと厚切りベーコンとウインナー

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お腹を満たした後は連休特集の車の多さに若干の嫌気がさしたので(笑)、昼間からまったり出来そうな近くの黒川温泉街に。
この温泉街は少し特殊なシステムになっていて、1500円で手形を買うと温泉街にある約25の温泉から3つ選んで入浴出来るというもの。

手形は木製で入浴したらスタンプを貰えるので、お土産として良きです♪

僕が選んだのは以下3つ。

①山の宿新明館

手彫りの洞窟風呂に入浴でき、男湯は脱衣場が全然囲われてないラフさが楽しいw

②和風旅館美里

内装が正統派旅館の趣で素敵で、日帰り温泉なのに案内の人が丁寧に説明してくれるのも良い。
泉質は硫黄臭い感じの少しぬるめの露天風呂、青空を見上げられる解放感もグッド。

③旅館わかば

駐車場から遠くにあるので、混まずにゆっくり入浴出来るのが良い。
露天風呂が川の音を聞き、竹林を眺めながら入れるというロケーションで最高。

たくさんの温泉あることから、人が分散しているので大型連休でも割とゆっくり出来るので黒川温泉街、個人的に超お勧めです!!!

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温泉でまったり時間を使った後は、北上して大分県へ。
日暮れまであまり時間が無いので、ちょっとしたスポットに立ち寄る。

そんな…!! あの壁は50mだぞ…

進撃の巨人のエレン、アルミン、ミカサの銅像あるウォールマリアもといダムです(笑)
諫山先生の故郷である日田市大山町にあるダムに記念につくられたそうです(ダムが50mあるかは…知りませんが迫力はありましたw

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大分でダムを見た後はそのまま北上して、福岡で宿泊し九州での旅を終えたとさ。

 

・・・

 

以上で九州旅行記は終わりですが、、、
九州に行くついでに、寄った二つの場所について紹介しますね。

【おまけ:京都&山口】

まずは”京都”で立ち寄った、「美少女万華鏡」の聖地を紹介。

    『美少女万華鏡 -理と迷宮の少女-』旅館近くの竹林の道

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場所は超有名な京都、嵐山の竹林の小径。

竹に囲まれた雰囲気がTHE・日本って感じで、外国の方に人気なスポット。
早朝の7時ごろに行きましたが、既にかなりの外国の方がいて、その人気ぶりを感じた。
本当に静かな空気を味わいたいなら、日の出すぐとかに訪れると良いと思います。

 

 

次に”山口”で立ち寄ったスポットについて紹介。

ロンギヌスの槍!!

ずっと前から気になって場所。
ロンギヌスの槍ネルフ地下のリリスではなく、山口(庵野秀明さんの出身地)の大地に刺さってます(笑)

ちなみに刺さっている場所は、池の周りに植物園や動物園、遊園地、炭鉱記念館などがある「ときわ公園」の池のほとり。

ときわ公園(拡大すると画面中央右寄りにロンギヌスがありますw)

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せっかくなので、カメラ片手に公園を散策。

公園内の花壇も綺麗に整備されていて、お散歩が気持ち良い

園内には「ときわミュージアム」という植物園もあって、下画像の様な色んな植物が観れて楽しかった。

全世界を8つのゾーンに区分けして植物を展示しているので、各地域の植生の違いがよく分かり、勉強になりますよ(ケッペンの気候区分とかの説明があって、大好きな高校地理を思い出しました…)

 

次に園内で寄った場所は「宇部市石炭記念館」。

左:展望デッキ  右:地下坑道の再現場所

去年、佐渡島の金鉱跡地に行ってから、個人的に鉱山系の展示というか歴史館というかそういうものにハマっています。
実際に使われていた大きな産業用機械(掘削機)などがロマンに溢れていて、見ていて飽きないんですよね……
それと、この様な鉱山があった場所の発展の歴史とかを学べる意味でも好きですね(町の成り立ちを知っていると、より旅の解像度が上がっている気がします)

 

それと園内には、池の中に佇む雰囲気の良い神社もあって歩いてて楽しかった!

常盤神社

以上。

初めから終わりまで読んでくれた人、ありがとうございます。
日記から文章を抜粋して書き直して、写真をねじ込んだだけだけど、読まれた方が少しでも旅行した気分を味わえたなら幸いです。

2024年5月9日:宇那(追記)